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[書き講座:番外]思いついたことを整理する [もの書き講座]

 外出中に思いついた言葉やシーン、その場では覚えているのにいざ帰ってみると忘れてるということありませんか?
 私は結構あります。特に夢の中で思いついたようなものはあっという間に消えますね。

 というわけでそういう小さいフレーズをどう整理するかを考えてみたりします。

 こういう場合、やはり使われるのは携帯電話が一番でしょう。ボイスメモなりテキストで打ち込んだり。

 やってみて面白いと思ったのは、メールを使う方法。短文やフレーズくらいだったらこれでもOK。
 携帯電話から自宅のメールアドレス宛にそれとわかる件名で送信する、というのが一般的かな。

 そしてこれを少し発展させます。
 用意するのは、専用のフリーメールのアドレスを1つと、使い勝手のいいメールソフトを1つです。
 メールソフトは何でもかまいませんし、複数アドレスを扱えるなら今使っているものでもOKです。

 さて、まずはその専用のメールアドレスをメールソフトで登録します。
 そうしたら次にそこにいくつかのフォルダを作ります。たとえばキャラとか台詞シーンといったように、自分がアイデアメモとして使うべき項目をざっくり。できればそれ以外になんでもというのを作っておくといいかもしれません。

 で、これができたらここからは自分ルール。メールの振り分けルールを設定します。件名によってどのフォルダに往くか、というようなことを決めてしまいましょう。

 ここまでくればあとは携帯や外出先からそのアドレスにその件名で送信するだけ。フレーズは勝手に分類されてデータベース化されていきます。
 送られたメールにさらに追加したかったら返信を使って自分自身に送ってやると、履歴も残っていきます。

 さらに細工をしたかったら、それこそStory Editorやアイデアマスターのようなツールにコピペして整理するのもいいでしょう。

 頭にあるものをとりあえず文書やフレーズにまとめると、そこで1段階の整理ができます。さらにそれをどう使うかはその人なりの作法があると思うのでここでは触れませんし、いいのがあったら私の方が教えて欲しいくらいですが(笑)


[書き講座:05]3文あらすじ [もの書き講座]

 このシリーズ、自分のまとめとして書いてはいますがあんまり読んでくれてる人はいないみたいですね。他の記事と比べると閲覧数が(ゴニョゴニョ)なんですよ。

 とはいえ自分のためでもあるので、めげないで続けますけど。

 というわけで今回から実際にストーリーの骨子を作っていこうと思います。

全体のストーリーを3つの文で書いてみよう

 ストーリー全体を決定するのに最低限必要なことは、次の3ポイントになります。これを簡単にまとめてみよう、ということです。

・最初の状況説明と、なにがきっかけで事件がおきるのか。
・どういった事件がおきるのか
・最後の状況説明と、どうやって事件が収束したのか。

 さて、自分のストーリーでこれを決定する前にそれっぽいのを考えて見ます。お題はロミジュリっぽい話。

・最初の状況説明と、なにがきっかけで事件がおきるのか。
 昔からいがみ合っている2つの会社があった。ある学生同士のパーティで、A社の跡取りが偶然B社の社長令嬢と出会って、ちょっとした事件を経て意気投合、恋に落ちる。その後ふたりが会っているところを主人公の父親に見つかってしまい、別れるように迫られる。

・どういった事件がおきるのか
 それでもお互いを想う気持ちが捨てきれず、隠れて会おうとするが、両方の親の妨害に遭い、すれ違いが続く。それでも諦めない主人公に対し、親は無理にでも別れさせようと、別の婚約者を用意して結婚を迫る。同じ頃、ヒロインの方は海外への留学という話がでてくる。

・最後の状況説明と、どうやって事件が収束したのか。
 追い込まれた主人公は、最後に自分が知っている裏取引の情報をマスコミにリーク。目的はA社B社両方を潰してしまうこと。直後、主人公は姿を消してしまう。一方混乱する状況から逃れるために、ヒロインは無理矢理海外留学に出されてしまう。留学先で主人公が待ち構えていて、無事再開を果たす。

 とまあ簡単に3つの文、というか3つのパラグラフで1つのストーリーを書いてみました。これだけでストーリーの最初から最後までどういった構成になるのかの大枠が決まります。
 とはいえ見て判るとおり、ここでは伏線とか人物像だとか設定だとかは最低限しかない状態です。そういった肉付けはこれから話を膨らませていくうちにできてくることになります。

 例を挙げれば、
・どうしてA社とB社はいがみ合っているのか
・主人公達の学校での友達は?
・海外留学というのはどこに?
・裏取引ってなに?主人公はどうしてそれを知っていたのか?

などなど。こういう点は、既に頭にあるから出てきたところもあるでしょうし、逆に3文を書く段階で思いついたものもあるでしょう。これらは、この次のステップで考えることにします。


[書き講座:04]テーマを決める [もの書き講座]

 さて、そろそろ実際に書くための準備に入ってみようかな、と。
 ここからは実際にどういう話にするのかを考えながら進めていきます。

 ということで、まずは自分が何を書きたいのかを明確にするためのテーマ決めをしてみます。
 テーマというと「この作品では戦争の悲惨さを…」とか「子供の頃に見た冒険物語を…」とか大層なことなのか、というとそうでもありません。

 ここでいうテーマ、というのは「○○についての話」という程度のものです。

 たとえば「超能力と魔法についての話」とか「ツンデレ転校生についての話」とかそういうワンセンテンスで表せられるテーマを決めてしまいます。

 この時点では、あらすじとか内容とかは漠然としているでしょう。とはいえ、何かしら書きたい要素があるはずです。

 とはいえ、「学園もの」とか「ラブストーリー」とかってジャンルやカテゴリーだったり「面白くてわくわくするもの」みたいなものはテーマではありません。
 たとえば学園ものであれば生徒を拘束する生徒会とそれに対抗するおちこぼれ生徒たちの物語とすれば、どういう話なのかがはっきりしてきます。とはいえこれだけでは、拘束が法的なものか暴力的なものか、おちこぼれというのがどういう人間がいるのか、というのはわからない。
 ラブストーリーにしても敵対勢力の男女がお互いに惹かれあう話なんてのはありがちですがそれだけ好まれる題材でもあります。ロミオとジュリエットでも、ウエストサイドストーリーでもこの構図は同じですね。

 この時点で、いくつかの要素やテーマを盛り込みたいと思うかもしれませんが、ここでは敢えて一番大事な1つに絞って、自分が書きたいテーマを考えます。

・課題
 自分の書きたいと思うテーマを、1文で表しましょう

次回は、これをもとにあらすじを考えます。


[書き講座:03]物語の構成を考える(2) [もの書き講座]

今回は、前回の続きです。

お気に入りの本やDVDを見ながら、引き続き次のことを考えてみてください。

・主人公の、そのストーリー上で叶えようとしている目的を説明してください

 戦争映画を考えて見ましょう。同じようなモチーフでも、主人公の願いによってストーリーはかなり変化します。
 敵を倒したいのか、生き残りたいのか、どんなことをしても帰りたいのか。生き残るために味方を裏切って敵になるかもしれませんし、帰りたいがために敵前逃亡するかもしれません。

 このように、同じシチュエーションであっても、主人公が取る行動と、何故そうしたのか、ということが一貫しているとストーリーとしてわかりやすくなります。

 主人公は、何がしたかったのでしょう。

・主人公の目的達成を邪魔するものが何なのかを説明してください

 ラブストーリーを考えて見ましょう。邪魔といえば、まずは恋敵がいるかもしれません。過去の恋愛がトラウマとなって、お互い好き同士なのに付き合えないなんてのも障害になります。

・主人公は目的達成のためにどういう困難に遭いましたか

 目的達成を邪魔するもの、と似ていますがこちらはもっと具体的なものになります。先の例を持ち出すなら、トラウマが原因でどういうことが起きるのか、といった具体的な事件を挙げます。これは、1つとは限りません。

・その話のクライマックスはどこなのかを説明してください

 クライマックスは、基本的には困難の中でも最大のものとなるはずです。これは、場面的に一番派手な箇所とは必ずしも一致しないことがあります。スポ魂ドラマで、クライマックスが決勝戦なのかその後の恋の告白になるのか、というようにどちらがクライマックスが、というのは考えないといけません。そして、本来は上で挙げた主人公の目的を叶えることがクライマックスになります。

・最終的に主人公が達成できた目的とできなかった目的はなんですか

 主人公がいくつかの目的を持っていた場合、そのうちどれが達成できてどれが達成できなかったのか、を考えます。単純にグッドエンド/バッドエンドになるとは限りません。

 泥棒もので、仲間と一緒にお宝をせしめるといったストーリーだった場合、仲間と一緒に脱出はできたがお宝が入手できなかった、大したものではなかった、というのも目的の一部達成になります。逆に、仲間はみな捕まってしまったが主人公だけは助かってお宝を手に入れた、というのもあるかもしれません。こういうように、どれが叶った叶わなかったというのをまとめてみましょう。

まとめ

 さて、いろいろ書いてみましたが、あとはこういったものを元に、手持ちの本やDVDのストーリーを思い返して見てください。これはストーリーの構成を考えるときに参考になる、プロットポイントを意識するというトレーニングになります。
 とりあえずあたしも、何でもいいので、読んでる本からこういうのを考えてみることにします。短いので丁度いいの、なんかあるかあ。


[書き講座:02]物語の構成を考える(1) [もの書き講座]

さて、今回も実際に書く前のお勉強です。

今回のテーマは物語の構成とはどういうものかです。

日本では序破急とか起承転結といったストーリーを表す言葉があるので、これを使います。

起承転結は、それぞれ簡単に、

起:物語のスタート。最初に状況を説明
承:スタートから継続して話を続ける
転:一気に話が動くところ
結:クライマックス。そして物語のまとめ

というように言い換えることができるでしょうか。

次に、序破急の場合は起承転結での例をもとにすると、こんな感じ。

序:物語のスタート。最初に状況を説明
破:スタートの状況が崩れて話が動き出すところ
急:クライマックス。そして物語のまとめ

こういった構成は、最近はあまり聞かないですがストーリーと言うものを考える上では役に立ちます。
物語の中で何が必要か、ということの最低限がここに示されているからです。

さて、それではこれをもう少し詳しく考えてみます。

適当に、自分の手元にある小説でもDVDでも1つ取り上げてください。短編集とかシリーズものの途中の巻とかではなく、1冊/1枚で完結してる作品がいいです。それを使って上に書かれた要素がどういうものかを考えて見ます。

では、その作品から次の要素を取り出してみましょう。

・主人公が最初に置かれている状況を説明してください
 学生だとか兵隊だとかそういった身分的なもの、それがおかれた状況について考えて見ます。
 兵士でも、戦場のど真ん中にいるのか兵隊学校にいるのか。学生というが、学んでいるのが獣医学なのか魔法なのか、など情報は多いはずです。

 そして、これが重要ですが、これらの主人公の状況説明がストーリーのどのあたりで行われているかを見てください。たいていの場合、ストーリー最初の10%である程度の説明がされているはずです。

・主人公の周囲の人間が最初に置かれている状況を説明してください
 主人公と同様のことを、ライバル、恋人などストーリーの主軸となる数名についてまとめてみます。

 これらについて大事なのは、彼らがどこでストーリーに入ってくるのか、またその説明がどこで行われているのかを調べてみることです。これらもストーリー序盤で登場と説明がされるはずです。

 クライマックスで突然恋人と名乗る人が出てこられても、受け手側は感情移入できませんよね。主軸となるキャラクターも、やはり最初に説明がされているはずです。

・最初の状態から、ストーリーが動き出すきっかけになった出来事はなんですか

 ストーリーの最初では、主人公の周りは「普通の」状況にあるはずです。戦地であっても、それがいつものことであれば淡々と進みます。ストーリーが動き出すのは、そこに新しい何かが加わったときです。

 登校中にぶつかった相手が転校生、のんびりした職場にエリートが配属されたとかの人物、正体不明の病気が流行り始めた、大地震がおきたなどの天災などいろいろあります。

さて、長くなってきたので今回はここまで。
次のエントリでは今回に続いて以下の項目を考えます。

・主人公の、そのストーリー上で叶えようとしている目的を説明してください
・主人公の目的達成を邪魔するものが何なのかを説明してください
・主人公は目的達成のためにどういう困難に遭いましたか
・その話のクライマックスはどこなのかを説明してください
・最終的に主人公が達成できた目的とできなかった目的はなんですか


[書き講座:01]自分の長所と短所 [もの書き講座]

さて、何かを書こうと思いたった時、既に何を書こうかというのは漠然と考えているはずです。
書くこと自体が目的でない限りは。
何を書きたいのか、伝えたいのかというのはもの書きとしての原動力です。

それをどう伝えるのか、というのがものを書く鍵になります。

さてそれでは早速その漠然としたアイデアをまとめ……その前に、やっておきたいことがあります。
それが今回のテーマ。

自分のもの書きとしての長所と短所を考えてみよう

ものを書くときに毎回やるようなことではありませんが、1度はやっておいた方がいいことです。
今後もの書きスキルを磨くためにも、現状を把握しておきましょう。

・自分のもの書きとしての強みはなんでしょう?

 たとえば、学生なら時間が取れるのでしっかりと取り組めるとか、社会人なら経験は豊富でそこからアイデアを紡ぎ出せる、といった立場から来る強みもあるでしょう。読書量がすごいとか、人と違った趣味を持っている、長文書き慣れているといったものも充分強みになります。友人に変人が多いなんてのもありです。

 そんなの何もないよ、って思う人もいるかもしれませんが、そんなことありません。みんな人とは違う人生を送っているわけで、その中から何かしら(良い悪いはともかく)得たものがあるはずです。引きこもりニートだって時間という誰にも負けない武器があるかもしれません。要は、その中からポジティブに考えてこれなら負けないというものを考えることです。

 強みとは、自分がこれから書いていくための武器であり自信になります。
 こういったものが、自分が書き進める助けになります。

・自分のもの書きとしての弱点はなんでしょう?

 まだ何も書いたことのない人は、当然その経験のなさがマイナス点になります。とはいえ、今までもの書きを目指してきた人がよいか、というとそうでもありません。
 もの書きを目指す人には、最初から作品を完成させられる人と、途中まで行って挫折する人の2種類がいます。
 挫折する人、というのは何が原因で挫折しているのでしょうか。たいていの場合、書き続けることが苦痛になるか、飽きるか、途中まで書いたところで読み直して打ちのめされるといったところでしょうか。

 諦めるには、時間や趣味の変化などいろいろな理由があると思います。

 そういった、自分がもの書きに向いていないと思えるような弱点を挙げてみましょう。

 これはネガティブになるためのダメ出しではありません。ある意味こっちこそが重要になります。
 つまり、今後こういったネガティブな部分を克服していくことでもの書きとしてのスキルが上がることになるのです。
 ですから思いっきりダメ出しをしてしまいましょう。

演習

・自分のもの書きとしての強みを、3行程度でまとめてみましょう。
・自分のもの書きとしての弱点を、3行程度でまとめてみましょう。

今後、この3行程度でまとめる、というのはひとつ分量の基準になります。

というわけで、[続きを見る]の先に自分の分を置いてみます。

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短期集中もの書き講座[第0回] [もの書き講座]

 昔から小説とか書けないかな、と漠然と思ってました。

 とはいえこれが意外と厄介なもので、こういう感じでブログで文章書いてたりすると、それだけで何か書いたような気になって満足しちゃう。本当にやりたい文章の方に手が回らない、と言うなんともつまらない状況になってしまうんですよね。

 というわけで、せめて今年は何かしら形にできるものがないか、と思い立ってみました。

 かといって、どうやるか。

 やはり自分を追い込んでみようということで執筆──と言えるほど大したことしませんが──の過程を少しずつ書いてみようかな、と。

 年始の挨拶記事で紹介したシナリオ入門ですが、実はこのための参考資料にしようと思って読んでました。

 実際に書いたもの自体は流石にここでは公開しませんが、そこまでの思考の流れをまとめつつ、どうやったら小説とかシナリオが書けるのか、というのを考えてみたいと思います。

 参考にするシド・フィールドのシナリオワークショップは、8週間で全体の構成と最初の30ページ(25%)を書き上げるのを目標としてます。ですので、あたしの方も大体それに近い形になるかな。もとの方にあった前置きとか映画に特化した部分とかは容赦なく飛ばすつもりですが、そのかわり書く内容の都合上ライトノベルとかマンガとかアニメとか、そういう類のたとえ話が増えることになりそうです。


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